失業保険と会社の辞め方

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失業保険

失業保険の計算方法

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会社を辞めた後、多くの人は失業保険に生活資金を頼ることになります。

それだけに、失業保険の金額がいくらになるのか?は気になるところです。

もらえる失業保険の総額は、1日分の金額×所定給付日数で計算されます。

1日分の金額を、基本日額といいます。

失業保険の所定給付日数は分かりやすいのですが、基本日額は分かりにくいと思います。

ここでは、失業保険の基本日額の計算方法について見ていきましょう。

まず、退職日前6ヶ月分の給与を180日で割ります。
ボーナスなど、毎月はもらえない類いの報酬はこの計算には含みません。

家族手当や役職手当など、各種手当は含めて計算します。

そうやって出た金額を賃金日額といいます。

ここで出た数字は、単に1日分の給与額になりますから、失業保険の基本日額とは違います。

ここで、まず最初の調整が行われます。

というのは、年齢によって賃金日額の上限・下限が設定されているからです。

サラリーマン時代に超高給取りだった場合は、現役時代との支給額に大きな差が生じることになります。

さて、こうやって算出した賃金日額に給付率を掛けると、基本手当の金額が決定します。

給付率は、5割~8割の間で決定され、平均的には6割前後に収まる人が多いようです。

結構な幅がありますが、これは、賃金日額が低い人は給付率を高くするなど、「生活に窮しない、最低限度の金額」を支給するためです。

なお、基本手当も上限と下限が設定されていますので、サラリーマン時代に比べるともらえる金額の差は、非常に少なくなります。

失業保険は、あくまで「再就職活動に専念するために支給する資金」であって、会社を辞める前に高給取りだったか、少ない給与だったかということはあまり重要視されていないのです。

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