失業保険と会社の辞め方

知っていれば得、知らなければ大損の退職知識

失業中の税金

退職金にかかる税金2

投稿日:

退職金にかかる税金、続きです。

前回、退職金にかかる税金は非常に優遇されていて、多くの方は無税になることと、税金を払う人であってもごく少額になることをお話しました。

しかし、これは正当に税申告をした場合です。
放っておくと、退職金からごっそりと税金を持って行かれます。

今回はその理由について解説しますが、その前に税務署への申告手続きについて見ていきましょう。

この申告手続きと退職金の税金は、密接に関わってくるからです。

さて、税務署への申告ですが、税務署で「退職所得の受給に関する申告書」という書類をもらってきて必要事項を記入し、会社に提出します。

ここで注意するのは、提出先が税務署ではなくて会社という点です。

「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出すれば、税金の計算を会社がしてくれて、納付までしてくれます(税額がある場合)。

この申告書は、重要です。

なぜかというと、提出しないでいると、退職金から一律20%が持って行かれるからです。

退職金の税金が優遇されていると書きましたが、それはあくまで申告を行った場合です。
何もしないでいると、五分の一も税金を取られてしまいます。

税金というのは、知らない人、何もしない人はひたすら損を押しつけられるシステムになっていますが、退職金に関する税金も例外ではありません。

万が一、退職金の20%を税金に持って行かれた場合、翌年の確定申告で、払い過ぎた分を取り戻しましょう。

親切な会社ばかりではありませんので、こういった仕組みについて知らない人だと、いつの間にか退職金から20%持って行かれていることがあります。

しかし、時効にさえかかっていなければ、確定申告で取り戻すことは可能です。

shitsugyo-hoken

shitsugyo-hoken

-失業中の税金

執筆者:

関連記事

no image

退職金にかかる税金

退職金にかかる税金が気になる人も多いと思います。 退職金は、他の所得とは関係なく、退職金単独の金額に対して税額が決まります。 分かりやすくいうと、他の所得が高くても、退職金の税額まで高くなることはない …

no image

確定申告の手順

確定申告の準備は、源泉徴収票と申告書を手元に用意するところからスタートします。 源泉徴収票は、前職を辞めるときにもらっているはずです。 なければ、会社の経理課に請求しましょう。 申告書は、税務署でもら …

no image

退職後の確定申告

さて、前職を辞めて、その年のうちに再就職しなかった場合は、自分で確定申告をしなければなりません。 そもそも、確定申告とは何でしょうか。 確定申告という言葉、聞いたことはあると思いますが、はっきりと説明 …

no image

退職後の年末調整

会社勤めを続けている限り、自分の税金を自分で計算するといった機会は滅多にありません。 会社が、税金の計算も納付も代わりに代行しているからです。 さて、毎月の給与から天引きされている所得税。 これは、実 …

no image

103万円の壁、130万円の壁

103万円の壁、130万円の壁。 よく聞く言葉ですが、その内容までしっかりと説明できる人はあまりいないと思います。 今回は、このふたつの壁について再確認しておきましょう。 「せっかく働いたのに、夫の控 …