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確定申告の手順

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確定申告の準備は、源泉徴収票と申告書を手元に用意するところからスタートします。

源泉徴収票は、前職を辞めるときにもらっているはずです。
なければ、会社の経理課に請求しましょう。

申告書は、税務署でもらうか、国税庁サイトからダウンロードします。

使用する申告書は、一般的には「確定中告書A」です。

「確定中告書A」は所得が給与所得、雑所得、一時所得のみの人が使う書類で、ほとんどの人はこれで間に合うでしょう。

さて、所得税の計算方法ですが、単純な四則計算だけできれば十分です。

具体的な手順は、次のようになっています。
1.所得額を計算
2.所得控除金額の計算
3.課税所得額の計算
4.税額控除額の計算
5.所得税額の計算
6.申告書を提出

1.の所得額ですが、一般的には収入-必要経費です。
しかし、サラリーマンの場合は源泉徴収票に「所得」の欄がありますから、その数字を使います。

2.控除には、配偶者控除、扶養控除、医療費控除などいろいろあります。
これが多いと課税所得額が少なくなりますから、もれなくカウントしましょう。

3.課税所得額=所得金額-所得控除額

4.税額控除額=住宅所得や配当金などで生じる控除額

5.所得税額=課税所得額×税率-控除額-税額控除

6.5.の結果、源泉徴収されていた税金よりも税額が低い場合は税金が還付されます。

なお、「退職金をもらったので、確定申告すると、税金を払わなければならなくなりそうで心配・・・」という人もいるでしょう。

しかし、これは現時点ではほぼ心配無用です。

退職金にかかる税金は非常に優遇されていて、よほど大きな金額でないと課税対象にはなりません。

具体的には最低でも勤務1年あたり40万円までの退職金には税金がかかりません。

しかし、国は退職金への課税強化の動きを見せていますから、これはあくまでも現時点(平成26年)のお話です。

近いうちに、少ない退職金であっても課税されるようになる可能性は高いです。

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