失業保険と会社の辞め方

知っていれば得、知らなければ大損の退職知識

退職の前に

退職後の資金ショート

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会社を辞める最大のデメリット。
それは、言うまでもなく定期収入を失うことです。

退職後の収入源としては、ほとんどの人が失業保険に頼ることになります。
賃貸不動産からの家賃収入で余裕・・・なんて人は滅多にいないでしょう。

さて、失業保険は、サラリーマン時代の給与の6割から8割の範囲で支給されます。

「8割もらえたらいいな」
と考えてしまいますが、8割出るのは、サラリーマン時代の給与がかなり低い場合のみです。

要は、「8割出さないと、生活できないだろう」という判断であまり現役時代と差がない金額が支給されているに過ぎません。

また、生活費がショートしないためには、失業保険がいつもらえるのか?ということも重要になってきます。

会社都合退職の場合は、結構余裕があります。

ハローワークで求職者登録をしてから、翌月には初回の失業保険が入金されるからです。
入金額は少なくて、おおよそ3週間分が目安です。

ここで注意していただきたいのは、「ハローワークで求職者登録をしてから」であって、会社を辞めてからではない、という点です。

退職してから何もしていないと、いつまでたっても1円も振り込まれることはありません。

2回目以降の失業保険は、4週間ごとに振り込まれることになります。

しかし、自己都合退職の場合、このような余裕はありません。
3か月の給付制限期間というものが存在していて、その間は失業保険は支給されないからです。

結局、最初の失業保険が出るのはハローワークで求職者登録をしてから4ヶ月後です。
(しつこいようですが、会社を辞めてから、ではありません)

これを見越しておかないと、退職してすぐに生活費にも事欠くようになってしまいます。

会社員時代は意識することが少なかった健康保険料、年金保険料の出費も痛いところです。

さらに、住民税は前年度の所得を基準に課税されますので、びっくりするような金額が請求されます。

これらの出費も見越しておかないと、「健康保険料を払ったら、食べ物が買えなくて病気になった」という笑えない事態になります。

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