失業保険と会社の辞め方

知っていれば得、知らなければ大損の退職知識

失業中の税金

退職後の年末調整

投稿日:

会社勤めを続けている限り、自分の税金を自分で計算するといった機会は滅多にありません。

会社が、税金の計算も納付も代わりに代行しているからです。

さて、毎月の給与から天引きされている所得税。
これは、実は少し多めに取られていることが多いです。

なぜかというと、年間の所得をあらかじめ予想して、その所得に対する所得税を12等分して毎月天引きしているからです。

これを精算するのが、年末調整です。

年末調整というと、「年末になぜかもらえる、数万円の臨時収入」というとらえ方をしている人が多いのですが、何のことはない、払いすぎていた自分のお金が返ってきたに過ぎません。

この年末調整を終えれば、サラリーマンとしてはその年の所得税納付はめでたく終了です。

自分で確定申告をする必要はありません。

例外はいくつかありますが、これらに該当する人は少数派です。
念のため、下記に確定申告が必要なケースをあげておきます。

1.給与が2,000万円を超える
2.給与が2か所以上から出ている、かつ主な勤務先以外からの所得が20万円を超える
3.利子や配当などの雑所得が20万円を超える

さて、会社を辞めた場合の話です。

前職を辞めて、同じ年内に再就職した場合は、面倒な確定申告をする義務から逃れることができます。

再就職先の会社に源泉徴収票を提出すれば、転職先の会社が年末調整をしてくれるからです。

問題は、会社を辞めて、年内に再就職しなかった場合。

この場合は、自分で確定申告をしなければなりません。

「面倒くさい、パス」
などといって放置するのはお勧めできません。

脱税になる、というより、損をする可能性が高いからです。

次回は、会社を辞めた後の確定申告についてお話しましょう。

shitsugyo-hoken

shitsugyo-hoken

-失業中の税金

執筆者:

関連記事

no image

退職後の確定申告

さて、前職を辞めて、その年のうちに再就職しなかった場合は、自分で確定申告をしなければなりません。 そもそも、確定申告とは何でしょうか。 確定申告という言葉、聞いたことはあると思いますが、はっきりと説明 …

no image

103万円の壁、130万円の壁

103万円の壁、130万円の壁。 よく聞く言葉ですが、その内容までしっかりと説明できる人はあまりいないと思います。 今回は、このふたつの壁について再確認しておきましょう。 「せっかく働いたのに、夫の控 …

no image

退職後の住民税

退職後の住民税について見ていきましょう。 本来、住民税というのは、前年の所得に基づいて計算された額を支払っていきます。 しかし、サラリーマンの住民税は、何だかややこしいことになっています。 サラリーマ …

no image

退職金にかかる税金

退職金にかかる税金が気になる人も多いと思います。 退職金は、他の所得とは関係なく、退職金単独の金額に対して税額が決まります。 分かりやすくいうと、他の所得が高くても、退職金の税額まで高くなることはない …

no image

確定申告の手順

確定申告の準備は、源泉徴収票と申告書を手元に用意するところからスタートします。 源泉徴収票は、前職を辞めるときにもらっているはずです。 なければ、会社の経理課に請求しましょう。 申告書は、税務署でもら …