失業保険と会社の辞め方

知っていれば得、知らなければ大損の退職知識

退職の前に

退職後の社会保険手続き

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会社を辞めた後は、社会保険の加入手続きも全部自分で行わなければなりません。

手続き関係はとにかく面倒でしかも慣れないので、ついつい後回しにしてしまう分野でもあります。

しかし、その後回しが原因で予定が狂う人が多いので油断できません。

健康保険を例にあげてみましょう。

サラリーマン時代に加入していた健康保険は、退職日の翌日に脱退扱いになります。

日本は国民皆保険で運用されていますので、「保険料がもったいないから、健康保険に加入しない」という選択肢はとれません。

サラリーマン時代の健康保険を「任意継続」すると決めた場合、加入手続きは、退職日の翌日から20日以内に行わなければなりません。

20営業日ではなく、20日です。

この制限期間を経過してしまうと、任意継続の手続きをする権利すら失ってしまうのです。

もちろん、例外はありますが、この場合、例外が認められるのは本当に仕方がない事情の場合に限られます。

例えば、天災などです。

退職前から知識を仕込んで準備をしていても、いざ行動が遅れただけでせっかくの知識が何の役にも立たなくなってしまうのです。

その結果、思っていたのと違う状況になってしまい、大損してしまいます。

知識がなくて「自分が損をしたことにすら気づかない」場合と違い、損をしたことが分かるだけに悔しさも強いでしょう。

このような失敗をしないためには、あらかじめ「退職後のタイムテーブル」を作成しておくのがお勧めです。

作り方の要領は、仕事のタスク管理と変わりません。

「何月何日までに、何をする」
といった行動予定表を作成しておくだけです。

退職後の手続きは、多くの人にとっては慣れないことの連続ですので、「何を、いつまでにするのか」を視覚化しておくと大きな効果があります。

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