失業保険と会社の辞め方

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失業中の健康保険

任意継続とは

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会社を辞めた場合は、その会社で加入していた健康保険組合も同時に脱退するのが原則です。

しかし、例外があって、会社は辞めても、健康保険に引き続き加入し続けることが認められています。

これを、任意継続といいます。

加入には、下記のふたつの条件をクリアしている必要があります。

1.被保険者期間が継続して2ヶ月以上あること
2.退職の翌日から20日以内に手続きが完了していること

1.は問題ないでしょう。

簡単にいうと2ヶ月働いていれば正社員なら誰でも、パート・アルバイトの場合でもフルタイムかそれに近い勤務時間で働いていればクリアできる条件です。

問題は、2.です。

任意継続は、退職後20日以内に手続きをしないと、その後は受け付けてもらえません。

天災が起きて受付の事務所が閉鎖していたような場合は別ですが、逆にいうとこれ以外の理由は認められないのです。

また、退職後20日というのは営業日でなく日にちで20日ですから、年末年始などは手続きに行ける日が実質的には大きく減っています。

12月にボーナスもらってすぐ辞める、という人は多いと思いますが気をつけて下さい。

なお、この任意継続制度、最長でも2年間しか加入することはできません。

さらに、一度でも健康保険料の支払いが遅れるとその時点で脱退させられて、再加入も認められません。

これらの制度から見ても分かるよう、なるべく利用させまいと、ハードルを上げています。

かといって保険料負担は国民健康保険と同じく3割ですから、圧倒的に有利というわけでもありません。

保険料が安い場合に、任意継続を選ぶといった程度です。

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