失業保険と会社の辞め方

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職業訓練

失業保険の残日数が足りない

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前回、職業訓練の特典を受けるために必要な条件についてお話しました。

その中で、一定日数の失業保険の支給残日数が必要という条件があります。

ここに引っかかってしまいそうな場合はあきらめるしかないのでしょうか?

例えば、職業訓練の開講日まで60日で、失業保険の支給残日数が55日のような場合です。

あと5日、失業保険があれば問題ないのですが、足りません。

しかし、これは対処法がありますので、あきらめる必要はありません。

もっとも多くの人が思いつくのは、「失業認定日に、わざと行かずに失業保険の日数を減らさない」という手段があります。

しかし、これは正直なところ危険なのでお勧めしにくいです。

なぜかというと、職業訓練の受講目的でわざと失業認定日を欠席する人が一時期増えたため、ハローワークの方で問題視しているからです。

つまり、「職業訓練目当てで、わざと失業認定を欠席した」とハローワークに思われた場合、受講指示を得られない恐れが強くなってしまいます。

失業認定はそう簡単に日程変更は認められないなど、ハローワークも厳しい運用をしています。

それを意図的に欠席するのですから、目の敵にされても仕方ないかも知れません。

ではどうするか、ですが、比較的安全なのは短期の日雇いアルバイトでしのぐことです。

アルバイトをして就業手当も出ない場合は、失業保険がもらえませんが、支給残日数が減ることもありません。

このルールを利用して、職業訓練の開講日まで、支給残日数をもたせます。

アルバイトを挟むことで、残日数が減るスピードを調整すると考えてください。

こちらの方法であれば、失業認定日を欠席するなど、ハローワークににらまれるようなリスクを冒す必要もありません。

注意点としては、アルバイト先で雇用保険に加入してしまうと、その時点で再就職扱いになってしまうことです。

これでは計画が破綻しますので、アルバイト先に事前確認しておいてください。

雇用保険の加入条件のひとつに「31日以上の雇用が確実であること」という項目がありますので、2週間とか3週間といった短期アルバイトを探すのが安全です。

shitsugyo-hoken

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